初音ミクの創作文化を体感できるイベント「マジカルミライ」、3都市で8万5千人以上を動員! 2026年は浜松で開催決定!

東京メトロポリタンテレビジョンとクリプトン・フューチャー・メディアは、2025年8月に共催イベント『初音ミク「マジカルミライ 2025」』を開催しました。

8月1日~3日に仙台サンプラザ・仙台駅周辺、8月9日~11日にインテックス大阪、8月29日~31日に幕張メッセで実施し、3都市合計で8万5千人以上を動員。多様なクリエイターによる作品展示や来場者参加型のワークショップ等を含む企画展と、バーチャルシンガーの『初音ミク』『鏡音リン』『鏡音レン』『巡音ルカ』『MEIKO』『KAITO』による3DCGライブを通して、創作文化の楽しさを一緒に分かち合いました。

千秋楽では『初音ミク「マジカルミライ 2026」』の開催決定と、その開催都市を発表いたしました。2018年以降毎年恒例となっているOSAKA・TOKYOでの開催に加え、初音ミクたちが生まれたきっかけと言える歌声合成技術「VOCALOID(ボーカロイド)」を開発したヤマハ株式会社の本拠地“HAMAMATSU”で、満を持しての開催となります。

2025年のテーマは“星河一天”! 13年間の累計動員数は58万人超え!

『初音ミク「マジカルミライ」』(以下「マジカルミライ」)は、バーチャルシンガーたち(『初音ミク』『鏡音リン』『鏡音レン』『巡音ルカ』『MEIKO』『KAITO』)の3DCGライブと、創作の楽しさを体感できる企画展を併催したイベントです。『初音ミク』たちのファンが国内外から一堂に会する大型イベントとして2013年から毎年開催しており、2025年を含めると13年間で累計58万人以上を動員いたしました。

『初音ミク「マジカルミライ 2025」in TOKYO』ライブの様子
『初音ミク「マジカルミライ 2025」in TOKYO』企画展の様子
Art by Tiv © CFM
メインビジュアルを基に制作された等身大立像

地域密着型のイベントとして、七夕で賑わう仙台とコラボレーション!

仙台では「マジカルミライ」の初開催を記念して、地元企業や学校、名産品などとのコラボレーションを展開。旧暦に合わせた七夕で賑わう8月の仙台を盛り上げました。

企画展会場のひとつである商業施設「仙台駅前イービーンズ」には、仙台の七夕の名物である吹き流しが「マジカルミライ 2025」デザイン仕様で登場。仙台ならではの華やかなコラボレーションで、仙台駅前の景色を彩りました。また、同会場内では、ずんだ餅や笹かまぼこなどの地元名産品とのコラボ商品の販売や、地元の出展企業によるワークショップなどを実施。入場無料で展開していたため、興味を持ってくださった地元の方もふらりと立ち寄ってくださいました。

ほかにも、クリエイターによる音楽即売イベントや塗り絵ワークショップなど様々な企画を、仙台駅周辺に点在する複数の会場で展開いたしました。

ライブのセットリストにテーマを反映! 千秋楽では2026年の開催都市も発表!

2025年のライブは、3都市合わせて17公演実施いたしました。「マジカルミライ」初の試みとして、今回はライブステージの装飾のみならず、セットリスト自体にもイベントテーマ(“星河一天”)を色濃く反映。星や惑星を連想するような楽曲として、全公演共通で『1/6 – out of the gravity -』(ぼーかりおどP(noa) feat. 初音ミク)、『メテオ』(じょん feat. 初音ミク)、『METEOR』(DIVELA feat. 初音ミク)、『StargazeR』(骨盤P feat. 初音ミク)、『ブループラネット』(DECO*27 feat. 初音ミク)を披露したほか、開催都市や時間帯ごとに異なる楽曲についても『ジェミニ』(Dixie Flatline feat. 鏡音リン・鏡音レン)、『星屑ユートピア』(otetsu feat. 巡音ルカ)、『みかぼし』(3106。 feat. KAITO)、『星空クロノグラフ』(MINO-U feat. MEIKO)、『Starduster』(ジミーサムP feat. 初音ミク)、『太陽系デスコ』(ナユタン星人 feat. 初音ミク)、『はじめまして地球人さん』(ピノキオピー feat. 初音ミク)と、テーマを意識した選曲になっておりました。

『メテオ』じょん feat. 初音ミク
『METEOR』DIVELA feat. 初音ミク

もちろん、ほかにもたくさん披露いたしました。「マジカルミライ」では毎年イベントに先駆けてオフィシャルCDを発売しており、ライブで初披露する楽曲の一部を公表しています。2025年は『ヒアソビ』(かめりあ feat. 初音ミク)、『MAGA MAGA』(幽霊一文字 feat. 巡音ルカ)、『ラヴィ』(すりぃ feat. 鏡音レン)、『少女A』(椎名もた feat. 鏡音リン)、『ヴァニッシュ』(ぐちり feat. KAITO)、『げんてん』(大漠波新 feat. MEIKO)、『Flyway』(halyosy feat. 鏡音レン・KAITO)、『黙ってロックをやれって言ってんの!』(猫舘 こたつ feat. 初音ミク・鏡音リン・巡音ルカ・MEIKO)に加え、先述した『メテオ』の9曲を事前に公表しており、それぞれ「待ってました!」とばかりの反応で会場が盛り上がりました。

『Flyway』halyosy feat. 鏡音レン・KAITO
『黙ってロックをやれって言ってんの!』猫舘 こたつ feat. 初音ミク・鏡音リン・巡音ルカ・MEIKO

その一方で、予告をしないままセットリストに盛り込まれている初披露曲もあり、全公演共通の曲として3曲目に初披露された『こちら、幸福安心委員会です。』(うたたP feat. 初音ミク)では、会場が面白いほどのどよめきに包まれる瞬間も。「まさかこの曲が!?」というざわめきの中でイントロが始まりましたが、いざ歌が始まるとペンライトの色もコール&レスポンスも驚くほど揃うという盛り上がりを見せました。

『こちら、幸福安心委員会です。』(うたたP feat. 初音ミク)

ライブ本編のラストソングとして披露されたのは、「マジカルミライ」ではすっかりお馴染みの『Hand in Hand』(livetune feat. 初音ミク・鏡音リン・鏡音レン・巡音ルカ・MEIKO・KAITO)。バーチャルシンガー6名全員で歌うバージョンでお届けいたしました。

そして、観客の熱いコールに応えてのアンコールでは、バーチャルシンガーたちが再び全員揃った状態でステージに登場。『初音ミク「マジカルミライ 2025」楽曲コンテスト』のグランプリ曲である『ストリートライト』(加賀(ネギシャワーP)feat. 初音ミク・鏡音リン・鏡音レン・巡音ルカ・KAITO・MEIKO)を披露いたしました。「マジカルミライ」では毎年ライブで演奏する楽曲を公募しており、2025年は初めて複数バーチャルシンガーによる楽曲の応募を可としたところ、こちらの楽曲がグランプリに輝きました。

『ストリートライト』加賀(ネギシャワーP)feat. 初音ミク・鏡音リン・鏡音レン・巡音ルカ・KAITO・MEIKO

その後、一度ステージから姿を消した6名は、一瞬の静寂を挟んでから再び揃って登場し、全員で歌う『Blessing』(halyosy feat. 初音ミク・鏡音リン・鏡音レン・巡音ルカ・MEIKO・KAITO)を披露。「マジカルミライ」史上初となる3曲連続での6名全員によるパフォーマンスに、会場がかつてない盛り上がりを見せました。

『Blessing』のパフォーマンスを終えた6名によるMCの後は、その場の締めを任された初音ミクがメインビジュアルの衣装に着替え、ファンに「私たちは、みんなの一番星になれたかな?」と語りかけました。そうした様々なパフォーマンスの最後を締めくくったのは、もちろんテーマソングの『ラストラス』(*Luna feat. 初音ミク)です。

『ラストラス』*Luna feat. 初音ミク

初音ミクが『ラストラス』を力強く歌い上げる中、実はOSAKAとTOKYOの会場の天井には空に輝く星座のように初音ミクとイベント名が映し出される特殊な演出も。会場には初音ミクをイメージしたブルーグリーンと、今年のメインビジュアルを連想させるブルーの光が満ち、初音ミクとファンが一緒に「輝いて!」とコールするシーンもありました。

全てのパフォーマンスが終了した後、初音ミクがステージに戻ってきて“とっておきのお知らせ”として『初音ミク「マジカルミライ 2026」』の開催決定を発表。