東京都は、こどもの笑顔あふれる社会づくりを目指す「こどもスマイルムーブメント」の一環として、目黒区立菅刈小学校にて特別授業を開催。開校150周年を迎える同校の児童を対象に、ピアニスト・ハラミちゃんによるトークセッションやリズムゲームが行われました。
こどもスマイルムーブメントは、東京都が推進する「こどもを大切にする社会」づくりのプロジェクト。こどもたちが安心して成長でき、保護者が安心してこどもを育てられる社会の実現を目指し、東京都内で様々な取り組みを展開しています。
菅刈小学校校長は「今年、菅刈小学校は開校150周年を迎えて、様々なお祝いの行事をやってきました」と振り返り、4つの目標を掲げてきたとのこと。「1つ目、みんなが菅刈小学校をもっと好きになってほしい。 2つ目、菅刈の町をもっと好きになってほしい。 3つ目、みんなに将来の夢や希望を持ってもらう。 そして4つ目、この1年がみんなの一生の心に残る思い出になってほしい。今日の特別授業は、3つ目と4つ目の目標にぴったりなんじゃないかなと思います」と話しました。
続く講演会では、対談形式でハラミちゃんがトークを展開。幼少期の夢について聞かれると、ハラミちゃんは「兄の影響で、ピアノは4歳の時から始めました。当時流行ってた曲を弾くと友達がすごい喜んでくれて、その経験からみんなを笑顔にするピアニストになりたいと思うようになったんです」と口にしました。
また、音大時代の挫折については「音楽大学に行ったんですけど、周りと比べて自分は全然実力がないと思って、1度夢を諦めました。その後普通に就職して働いていたら、職場の先輩からYouTubeでピアノを弾かないかと誘われたんです。そして今ここに立つことができています」と振り返りました。
さらに、人との出会いで学んだことは「音楽っていうのは、人の心と心をすぐ深く繋がれるものだなって。ストリートピアノを弾いていると、話しかけてくれる方がいるんですね。 私が普通だったら話さないような内容でも打ち明けてくれて、それを音楽でお返しするっていう心の繋がりが、初めましての人とでもできるっていうのは本当素晴らしい」とコメントしました。
続いて、ハラミちゃんによるミッキーマウスの楽曲を使ったリズムゲームが行われた。音に合わせて体を動かし、音が止まったタイミングで決めポーズを取るという内容で、児童たちは音楽に体を委ねながら楽しそうに参加していました。
授業の最後には、楽しいという漢字の由来について語る一幕も。ハラミちゃんは「実は音楽っていう言葉が先にあって、そこから楽しいって言葉ができたんです。なので音楽って頑張んなきゃと思わなくても、自然と楽しめるものだと思います。皆さんもいろいろ音に触れる機会があると思うんですけど、楽になっていろいろ心を解放して、思いっきり楽しんでほしい」とまとめました。
こどもスマイルムーブメントは、こどもたちの笑顔と未来を支える取り組みとして、今後も多様な活動を展開していく見通しです。





