
動画配信サービスのABEMAにて毎週金曜日に放送する アニメ情報番組 『SHIBUYA ANIME BASE』#シブアニ』では先日7月11日(金)に「ザクザク!新作!アニメリサーチ」と題して、2025年最新夏アニメを紹介しました。
『ガチアクタ』 『気絶勇者と暗殺姫』 『桃源暗鬼』の最新PVや気になるワードから作品魅力を紹介したこの企画。毎週土曜日に放送中の『光が死んだ夏』の紹介では先行上映会の様子に加え、辻中佳紀役の小林千晃さん、ヒカル役の梅田修一朗さん、田中役の小林親弘さんからの独占コメントも紹介しました。
小林さん、梅田さんは慣れない三重弁に苦戦し、イントネーションで取り直しになったという苦労話も。さらに、標準語の役を演じている小林さんも周りにつられて三重弁になってしまうなどのエピソードも披露。
最後に、3人それぞれが思いの丈をぶつけた新たな“シブアニポーズ”を披露すると、スタジオからツッコミが止まらない様子。岩井さんは「勝手にやられたら困るんですよ(笑)」とツッコミならがも、原作ファン目線で「頭で再生していたような声」とキャストを絶賛。天津さんも「この夏の中でベスト3に入る」と語り、この先の展開に熱く期待を寄せました。
声優・伊瀬茉莉也さんの深掘り第2弾のコーナーでは、前回に引き続き親友・寺崎裕香さんとカフェで熱い演技トークを展開しました。
舞台俳優の活動も活きる?伊瀬茉莉也×寺崎裕香、対談で明かす
寺崎さんから伊瀬さんへ「茉莉也がどうやってアフレコしているのか気になっていた」と質問が投げかけられると、伊瀬さんは「キャラクターの履歴書を作る」と回答。
それには寺崎さんも「一緒だ!」と共感し、人気声優ならではのアフレコ術を明かしました。さらに伊瀬さんは「脚本家が作った起承転結の流れを掴むために必ず家で声に出して練習をする。音の出し方やニュアンスで印象が変わるから何パターンも練習する」という独自の役へのアプローチ方法を告白。そんな伊瀬さんに寺崎さんも驚きの反応を示していました。
一方、寺崎さんは「プロフィールを作ったら自分の中に染み込ませて、あとは任せる。キャラの人間性の部分を作ったらあとは任せるから自宅でのVTRチェックでは声を出さず、相手のセリフや状況に集中する」と語り、
声に出して練習する伊瀬さんとは逆のアプローチで準備をしていることを明かしました。
舞台俳優として活躍していた経験があるからこそ、声優の難しさを感じている寺崎さんは、「常に観られている舞台では、セリフを言っていないところでも芝居をしていなきゃいけないけど、アニメーションだとカットごとに芝居をするからオフにならないようにしている。感情をキープするのが難しいから台本で感情の流れをしっかり作るようにして、音は現場で出た音を信じる」と明かし、お互いの役作りに「面白いね!こんな話したことなかったよね」と初めて知る部分に盛り上がりました。
続いて憧れの声優についての話題になると、伊瀬さんは坂本真綾さんと沢城みゆきさんを挙げ、「みゆき姉さんがマイク前に立ってセリフを発した瞬間に台本の中の絵がブワッと広がるくらいすごかった」と熱弁。共演した際の演技力に圧倒され、「音に込められる感情だけじゃないもの人を感動させるものを声に全部込められるんだって、『魔法みたい!』って感じさせられた」と気づかされた衝撃を振り返りました。
寺崎さんの憧れる声優は、ポケモンで共演している林原めぐみさんと大谷育江さん。「毎回想像と180°違う演技に驚かされる。私の中では鳴き声のみの演技は制限に感じるけど、林原さんや大谷さんにとってはそれが『自由』だと言う。常に進化を続け、自由に楽しくお芝居をしているお二人のようにいつかなりたい」と語っていました。
さらに伊勢さんは、海外のコンベンションへの参加に意欲的で、世界進出を志す若手育成プロジェクト・グローバルアニメチャレンジ(GAC)のPRアンバサダーを務めたり、ワークショップに参加したりするなど、クリエイターの生の声を聞いて学んでいると告白。そんな伊瀬さんの行動力に寺崎さんは、「茉莉也は私にないものを持っていて、スケールの大きいことを考えている、誰かのためにっていう思いの強さや愛情深いところを尊敬している」と語り、リスペクトする様子を見せました。
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