北米でも“セカイ”はひとつ!アメリカの「プロセカ」ファンの前で劇場版の秘話激白 応援上映イベントを開催

米・ロサンゼルスにて、2025年7月3日(木)から7月6日(日)にわたり開催された北米最大級のアニメの祭典「Anime Expo 2025」において、キャストが登壇する『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』の応援上映イベントを実施いたしました。

イベントには、「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」初の劇場アニメ作品を祝うべく現地ファンが大集結。上映後には、天馬咲希役・礒部花凜さん、日野森志歩役・中島由貴さん、東雲彰人役・今井文也さん、青柳冬弥役・伊東健人さんが登壇し、ロサンゼルスならではの熱狂と感動に包まれたスペシャルトークが繰り広げられました。

応援上映に現地ファンが熱狂

本イベントは、『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』応援上映からスタート。会場は、詰めかけたファンが灯すペンライトの光と大歓声に包まれ、オープニングからコンサートさながらの熱気に。本作の上映が終わると、会場の興奮は冷めやらぬまま、キャスト陣がステージに登場。会場に詰めかけたファンから、ひときわ大きな声援と拍手で迎えられました。

まずは、応援上映の様子について聞かれると、礒部さん「待機していたバックヤードにまで皆さんの声が届いて、海外のファンの方ならではの熱狂的な反応をみることができて心が温かくなりました」
中島さん「すごく盛り上がってくださっているのを直接感じることができて、すごくうれしく思います!」
と喜びを語りました。

その後は質問コーナーへ。本作の中でも特に印象に残ったシーンについて聞かれると、礒部さんは「ライブシーンは欠かせないと思った」と振り返ります。中島さんは個人的なお気に入りシーンとして「みんなが窓の外に飛ばされるシーンで、司がうおーと飛ばされないようにしているところ」をあげると、観客からも大きな拍手が上がりました。

続いて、今井さんは映画の楽曲パートをあげ、「『Vivid BAD SQUAD』は、(作中で)一番手のステージになるし、収録の時も監督に一番手だからといわれたので思い出深い」と振り選ります。

最後は伊東さん。「この映画のミクが最後に解放された時の“Perfect”ミクのかわいさ」をあげると、“Perfect Miku”という伊東さんの英語のネーミングに、会場の笑いを誘いながらも、共感の声が飛び交いました。

さらにステージ終盤には、 歌声を届けるために努力を厭わない閉ざされた窓のセカイの初音ミクの姿にちなみ、キャスト陣が「自分がモチベーションを保つためにしていること」についても回答。「食べること」だという礒部さんはLAにきて「お肉、チーズ、お肉、チーズって食べている」と明かします。

中島さんは「プロセカ、そしてそれ以外のゲームも…」と含みを持たせます。続く今井さんは「カラオケに週3日とか4日いっています。長いと4~5時間とか」と語り、これには会場からも驚きの声が上がりました。

今井さんと同じく歌うことが好きだと語った伊東さん。「声の仕事で叫んだりするんですけど、叫びのルーツはスティーブン・タイラーです」と、日頃歌うエアロスミスがボイストレーニングも兼ねていることを明かしました。その叫びを会場にも披露すると、呼応するかのように会場内にはシャウトが響き渡りました。

大盛り上がりの中、あっという間にエンディングの時間に。惜しむ声があがる会場と、世界の『プロセカ』ファンへ4人から、メッセージを届けました。

礒部さん「今回初めて海外のファンの皆さんに直接会えてうれしかったですし、こんなにも作品が世界中で愛されているんだと実感しました。I love you?」
中島さん「今日LAにきて皆さんにお会いできてうれしかったです。プロセカ放送局という生配信で海外の方がコメントしてくださっているのですが、今日ここにもいらっしゃるのかなと思うと嬉しいです。これからもプロセカ、たくさん遊んでください」
今井さん「すごくたくさんの方に支えられているなということを、LAにきて改めて自分の目で確認することができて、うれしかったです。また皆さんとお会いする機会があれば楽しい時間を過ごしたいです」
伊東さん「ファンの皆さんが熱い思いをこれからも届けてくださると、僕たちの生きる糧になるので、これからもよろしくお願いします!」
とそれぞれコメントし、大盛況のなかイベントを締めくくりました。