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【WAKO世界選手権2025年11月25日/アブダビ】
WAKO世界キックボクシング選手権2025年11月25日(アラブ首長国連邦・アブダビ)は大会2日目を迎え、日本代表の吉野紗帆選手、松本海翔選手がそれぞれ見事勝利した。吉野紗帆選手はオーストリア代表と対戦し、圧巻の試合運びで勝利。松本海翔選手は、フランスのWAKOプロ ヨーロッパチャンピオンであり、過去大会準優勝を果たした強豪との戦いに挑んだ。
試合後、松本選手はWAKO特有の厳しいルールの中で感じたこと、そして強豪との一戦で得た手応えを語った。
松本海翔選手インタビュー
■「WAKOのルールは難しい。だからこそ緊張した」
松本海翔選手「いつもは緊張しないんですけど、WAKOはルールが細かくて難しいので、今日は特に緊張しました。相手はWAKOルールに慣れていて、ポイントの取り方が本当に上手かった。強いというより“上手い”という印象でした」
松本選手は、世界のトップ選手が得意とする“ポイントの奪い方”に苦戦しながらも、冷静に対応した。
■試合の戦い方「ローを受けて返す。パンチからローで終える流れを意識」
松本海翔選手「相手はローキックで確実にポイントを取りにきていたので、受けたらすぐ返すようにしました。パンチを出してからロー、最後はコンビネーションで締めることを意識しました」
距離の取り合いとタイミングの駆け引きが続いた一戦だった。
■WAKOルールについて
松本海翔選手「プロの思考では負ける。アマチュアのように“打って、力まず、リラックス”が大事」
「プロみたいに力で押すとポイントが取れません。アマチュアのように軽く、手数とスピードを意識して戦いました」
■自身の強み
松本海翔選手「距離の駆け引き、パンチ、全体のスピード、避ける技術」
世界と渡り合う武器として、自身のストロングポイントを自信を持って語った。
■試合の作戦
松本海翔選手「ジャブでリズムをつくり、相手の蹴りをかわして打ち返す。蹴った後の足をインローで崩す」
映像研究を重ねた細かな戦略があったことも明かした。
■試合を終えて
松本海翔選手「相手は思ったよりスピードは遅かったけど、右ローは重たかった。ガツガツ前に出てくるタイプで、ポイントを取りにくる戦い方だった」
想定していたタイプとは異なったものの、その中で学びを得たという。
■強豪との対戦で得たもの
松本海翔選手「ルールの経験者で実績もある相手だったので、学ぶことが多かった。自信にもつながりました」
世界の壁を実感しつつも、次につながる収穫が大きかった一戦となった。
■明日への意気込み
松本海翔選手「今日強い選手と戦って少し安心したい気持ちもあったけど、気持ちを切り替えて挑みます。日本代表として、明日はイタリア人選手を必ず倒します!」
力強い言葉で締めくくった。
明日以降も日本代表選手たちの戦いが続く。松本選手のさらなる快進撃に期待が高まっている。
本大会には、日本選手団の役員として樽谷大助氏が、メディカルケア担当として娘の日向(ひなた)氏が同行し、選手たちをサポートしています。樽谷氏はWAKOのレフリー講習を受講済みであり、日本人二人目の国際レフリーを目指すなど、日本キックボクシングの国際的な地位向上に貢献している。
本件に関するお問い合わせ先
一般社団法人 日本キックボクシングリーグ機構
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取材 国際ジャーナリスト
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取材アシスタント HINATA TARUTANI
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取材アシスタントTatiana Ivanovna