
10月11日(土)〜10月13日(月)に開催される「FENDER EXPERIENCE 2025」を記念し、お披露目イベントが行われた。主催のフェンダーミュージック株式会社は、「Fender ✕ ゴジラコレクション」の発表や、ギター市場の動向について展開。ゲストに芸人のヒコロヒー、マーティ・フリードマン、ゴジラを迎え、ギターのパフォーマンスやトークショーも実施された。
代表取締役社長のエドワード・コールは、「世界どこであれ全てのプレイヤーをサポートしていきたいと考えています」と挨拶。パンデミック期間中にギター人口の増加があり、今もその傾向は続いている。米国本社ディレクターのチェイス・ボールは、「カスタムショップは革新者でもあると考えています。優れたマスタービルダー達と共に、常に新しい製造技術や素材、ハードウェアデザインを模索し続けたい」とコメント。
Fenderは、FENDER EXPERIENCE 2025を皮切りに、ゴジラとコラボレーションしたギターやアパレル製品、ピックなどを販売。Fender カフェでは10月末まで限定でGodzilla Charcol Latte(Hotのみ)を楽しむことができる。11日(土)には、グローバル新シリーズの発表も控えている。「音楽を楽しむツールとして、Fenderのモノづくりと精神を感じてもらいたい」とアジアパシフィックプロダクトマネジメント部長の藤川真人氏は明かした。
イベントでは、ヒコロヒーとマーティ・フリードマンがゴジラとコラボレーションしたアパレルを着用して登場。「めっちゃ可愛いですし、かっこいい。パッと見て何それどんな感じかとよく見ると、ゴジラだ!Fenderだ!というのが粋でおしゃれだと思います」とヒコロヒーは話す。袖のところにもFenderのFがあり、「ゴジラ過ぎず、おしゃれなのでゴジラファンではなくても着れそうな感じですね」とマーティは口にした。
Fender×ゴジラ ギターコレクションのギターは、ゴジラの鳴き声を再現するスイッチやギターが光る仕様などが施されている。マーティは、「大きすぎないのでおしゃれでセンスがいいですね」と言及。スペシャルステージでは、ギター製作を担当したアンディー・ヒックスと、ヒコロヒー、マーティの3人でゴジラのテーマの演奏が披露された。
演奏を終え、ゴジラが登場すると、「5歳の時からゴジラの大ファンで、このゴジラのギターと本物のゴジラと今日ここにいられて素晴らしい体験ができました」とアンディーは述べた。
Fender Experience 2025では、200台のギターが展示される予定で、それにちなんで「ついつい集めちゃうものは」と聞かれると、ヒコロヒーは「ウィスキーにハマっていて、タリスカーが好きです。スモーキーで少し臭みがあります」と回答。マーティは、かっこいいギターの弾き方のコツを、「弾いている曲が好きならば好きなほどかっこよく見えると思います」と説明した。