
古参ゲーム実況者でありライターの「たろちん」による書籍『毎日酒を飲みながらゲーム実況してたら膵臓が爆発して何度も死にかけた話』(通称:『膵臓爆発本』)の刊行を記念し、Quick Japan主催によるお渡し会&トークイベントが10月21日、東京・シアターマーキュリー新宿にて開催されます。
『毎日酒を飲みながらゲーム実況してたら膵臓が爆発して何度も死にかけた話』はゲーム実況者・たろちんによる“アル中”エッセイ。突如膵臓が爆発、転院に次ぐ転院、2カ月以上続く絶飲絶食、院内大量殺人事件に巻き込まれる(という幻覚)、お腹の上に出しっ放しになった腸、脳出血で昏睡状態へ……波乱万丈の闘病生活。膵臓の一部が壊死し、腎臓や肝臓といった様々な臓器不全を引き起こすなど致死率の高い疾患といわれる重症急性膵炎。「生きるために一生懸命酒を飲んでいた」というたろちんが、ジェットコースターのように次々とハプニングが発生する入院生活と、そこに至るまでの飲酒生活、そして退院後に待ち受けていたさらなる困難を、痛快でコミカルなタッチで綴っています。現在予約受付中で、10月16日発売予定。「QJストア」ではたろちんによる直筆の宛名付きサイン+ステッカー+アクリルブロック付きの豪華セットも限定販売しています。価格は1,980円(税込)。
本イベントのゲストとして、第1部には漫画家のくらっぺさん(『はぐちさん』など)、第2部には漫画家のルーツさん(『亀戸お遊び組 ~古参ゲーム実況者の交友録〜』など)と編集・ライターの加藤さん(ゆとり組)が、盟友たろちんのために駆けつけます。
ゲスト3人は、それぞれにたろちんと15年以上の親交がある旧知のメンバー。くらっぺさんは同人サークルでの活動も共にしてきた間柄で、今回の書籍でも表紙イラストや8コマ漫画などを執筆。ルーツさんはゲーム実況の黎明期を描いたマンガ『亀戸お遊び組』の作者で、同作にはたろちんも本人役として登場しており、加藤さんもかねてよりゲーム仲間・ライター仲間として深い関係性があるとのことです。
出演者紹介
たろちん
ゲーム実況者、ライター。1985年10月14日生まれ。本名は大井正太郎。2008年、ニコニコ動画で「たろちん」としてゲーム実況を開始。WEBニュースサイト「ねとらぼ」のライター・編集者を経て、現在フリー。お酒をこよなく愛する人間だったが、2022年に「重症急性膵炎」を患い膵臓の3分の2が壊死。現在は生涯禁酒の身。noteでも闘病体験やその後の生活を綴っている。
くらっぺ
漫画家。1986年生まれ。2011年初投稿作『アイツのミー』でCOMICリュウ銅龍賞を受賞しデビュー。2012年同誌企画の登龍門で1位を獲得し『PiNKS』を連載。2015年から自身のXアカウントにて『はぐちさん』の掲載を開始し、2016年からは『フィール・ヤング』(祥伝社)での連載に。『はぐちさん』は現在11巻まで刊行。
ルーツ
漫画家。1988年生まれ。『亀戸お遊び組〜古参ゲーム実況者の交友録〜』(講談社)、『自分がツインテールのかわいい女の子だと思い込んで、今日の出来事を四コマにする。』(一迅社)など。