
2025年4月12日(土)、山口県周防大島町にて開催された地域イベント「周防大島つながり祭り」が、約1,600名の来場者に支えられ、大盛況のうちに幕を閉じました。本イベントは、地域の絆を深めることを目的に、多彩なプログラムを通じて“つながり”の大切さを感じる一日となりました。
イベントの開催概要

会場となったのは、旧油田小学校を活用した「5GワーケーションビレッジSETO」。主催は5Gローカルイノベーション株式会社で、地元自治体や関連企業の協力のもと、入場無料で開催されました。
地域と人をつなぐ多彩なプログラム
開会式では、主催の清水国明氏をはじめ、MCバンブー竹内さんや小園かおりさんが登壇し、地域と来場者を温かく迎えました。山口県知事・村岡嗣政氏からは、「地域活力の創出や都市との交流促進に期待を寄せている」との力強いメッセージも届けられました。

音楽ステージでは、清水アキラさん、美里里美さん、フリオM.カワモトさん、福村征竜さんらが登場し、会場全体が笑顔と拍手に包まれました。

また、フラダンスチームによるステージも行われ、周防大島が「瀬戸内のハワイ」と呼ばれる所以を体感することができました。

Z世代のアーティストRan.さんによるワークショップでは、親子で楽しめるお面づくり体験が行われ、個性豊かな作品が数多く誕生しました。

さらに、清水国明氏によるチェーンソーカービングの実演や、トーク&ライブ「つながり全国旅」も開催され、自然と人との共生、地域とのつながりについて深く考える機会となりました。


光と音の感動フィナーレ
イベントの締めくくりでは、来場者一人ひとりに手渡された350個の光る風船が夜空を照らし、シャボン玉が舞う幻想的な光景が広がりました。清水氏によるラストソングとともに、参加者の心に深く残るフィナーレとなりました。

次なる一歩へ、ITと共創の島へ
イベントを通じて浮かび上がったのは、“つながり”がもつ力の大きさです。清水氏の「ITを手段に、島の本来の魅力を伝えたい」という想いのもと、官民連携でのIT教育やクラウドファンディング、地域資源の発信など、今後のチャレンジも進行中です。

今後も周防大島が、“人にやさしいテクノロジーの島”として、地域の魅力を守りながら育んでいけるよう、引き続き注目していきたいです。