
9人組メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急の冠番組『VS.超特急』(日本テレビ系/毎週月曜24時59分〜25時29分)が6月23日に放送。超特急がラップに挑戦し、KEN THE 390とコラボで見事なパフォーマンスを披露した。
KEN THE 390からのラップレクチャー
本番組は、豪華ゲストたちと、そして時には自分自身と闘う対決バラエティ。今回は超特急の中でもHIP-HOP好きのカイ・マサヒロ・アロハがラッパーのKEN THE 390にラップを学んだ。
KEN THE 390は「まずはラップに大事な1個目の要素として、恥じらいを捨てるっていうのがある」と口にし「急にラップすると照れちゃったりする。ラップは、照れてるのが一番カッコ悪い」と説明。まずは現状の超特急のスキルを確認する意味も込めてメンバーを褒めるようなラップをしてほしいと提案した。
まずはマサヒロからアロハへ「今日も似合うぜ金髪 横から見える鼻も立派で尊敬 いつもダンスかっこいいね 今日もかまそうぜラップ最高」とラップをプレゼント。アロハは「うま!」と驚き、マサヒロは「マジで恥じらい捨てた方がいいわ」とアドバイスした。
アロハからカイへのラップは「超特急の先頭車両 俺のいつもお手本してる 顔面超かっこいい そして好きなのはポケモン」。アロハは「バカ緊張する…」と胸を押さえたが、カイは「なんかうれしい、すごく」と笑顔を見せた。
カイからマサヒロへのラップは「お前のビジュアルマジで最高 お前のダンスもマジで最高 ファッションセンスも超ハイクラス これからも共にさぁ行こう」というもの。カイのラップは韻を踏んでいる部分もあり、KEN THE 390は「まさかそんな踏んでくると思わないから別に教えることない(笑)」と笑った。
次にKEN THE 390は韻を踏むことや作詞、フロウを超特急に授業形式でレクチャー。真剣に授業に取り組んだ超特急は、それぞれが自己紹介の作詞にも挑戦した。メンバーが作詞したものをKEN THE 390は丁寧に問いかけながら整理していく。KEN THE 390が少し手を加えるだけでクオリティが上がり、超特急も感動しきりだった。
アロハが作った「心配性」と「インファイト」で韻を踏んだ詞に対してKEN THE 390は「結構レベルの高い韻だね。俺審査員してたら結構『おっ!』ってなる韻」と絶賛。アロハは「うれしっ!」と大きな笑顔を見せていた。
超特急とKEN THE 390がラップコラボ
一通りラップの要素を学んだ後は、KEN THE 390と一緒にKEN THE 390の楽曲「インファイト」をコラボ。超特急はカメラにアピールをしながらバシッと決め、かなりクールなパフォーマンスとなっていた。非常に堂々としており、自信たっぷりに見えた超特急だったが、コラボが終わると「緊張したぁ〜!」とコメント。KEN THE 390は「それぞれカメラを前にすると集中力がさらに上がって。さすがプロと思った」と称えた。
今回の放送では、物事にまっすぐ真剣に取り組むカイ・マサヒロ・アロハの一面が垣間見えた。コラボの前、三人は自分の歌詞を少し修正したいと言い、自分が納得するようなラップを作り上げた。ここからも妥協しない姿が感じられる。
KEN THE 390の授業を真剣に、そして楽しそうに受ける三人の瞳がきらきらと輝いていたのも印象的。また、KEN THE 390の授業はわかりやすく、見ていて楽しくラップの魅力が伝わる授業だった。
最後のパフォーマンスでは緊張していたとは思えないほど堂々とした姿を見せており、思わず目が奪われる。これにはSNSでも「韻踏むのも歌うのも上手でかっこよかった」「めちゃくちゃかっこよかった」「ガチでクオリティ高くてびっくりしちゃった」「次のツアーかなんかでこの3人のラップみたい」などの反響が集まっている。